今回は、世の中を良くする為に、
じゃあ、そもそも人が何を求めているのか議論したいです。
なお、あえてマズローの欲求とかは引用しません。
学者がいうからとか、誰かが言ったからとかではなく、
本当に腑に落ちている事だけを列挙したいです。
人に関する命題なので、
学問的にそうだと言われている事よりも、実際に腑に落ちる事が、真実だと思うからです。
良いと思うのは紛れもなく、「私たち」であって、
他の誰かじゃないからです。
※念の為、マズローの欲求に関する論文のリンクです。
→マズローの欲求階層理論とマーケティング・コンセプト(2001-11-01)
簡単に言うと僕は、
生理的欲求→安全欲求→所属の愛の欲求→承認欲求→自己実現欲求からなる5つの階層的な欲求であると解釈しています。
論文には細かい内容や欲の移り変わる様が載っています。
誰かに認められる。承認される。
綺麗になりたい。モテたい。すごいと言われたい。褒められたい。否定されたくない。
どれだけの人に、もしくは誰にどの程度、どの分野で認められたいかは人によって違えど、
こういう気持ちは何処かにあるものでは?
→ファッションや教育関連の事業、コミュニティの創出で対応。
自分に認められる。承認される。
綺麗になりたい。モテたい。すごいと言われたい。褒められたい。
これは、実は自分発の欲かもしれません。
時に整形なんかは、人の目よりも自分がどう思われるかが重要な要素になっている気がします。
→メンタル面を補助する事業でも対応可。
うまくやりたい。
多少上手くできないぐらいだったら、正当化できるが、
例えば、学校のテストで5点とかだったら不快感があったりします。
これも自分に認められたい欲が背景にありそうです。
(無駄な)慣れない負荷を避けたい
寒さ、痛さ、疲れ、重たさ、眠気、病気など。
異常な環境や何かする時に副次的に発生する負荷は嫌。
もちろん、トレーニング目的などで乗り越える事に意義があるなら良いが、
何も生まない or 必要のない負荷は避けたい筈。
→個々の課題の洗い出しが必要だが、ツールやテクノロジー、アイデアで対応。
願いを実現したい。
出来ない事が逆に面白いし、失敗は大事などと思うのは、過程が願いに含まれているから。
たとえそうであっても、
心の底から、その願いの「実現」を求めているのであれば、出来ないとストレスな筈。
→スキルアップ等の教育事業や、願いを実現できる場の提供で対応。
裏切られたくない。
例えば、約束を守ってくれない時。信じてたのに、嘘をつかれると嫌。
ただ、これで嫌悪感を感じるのは、人に対して過度に期待しているからに思えます。
→裏切らない世の中を作るというよりは、心やスタンスの保ち方に関する事業で対応か?
生理的な欲求を満たしたい
食欲、睡眠欲、性欲の三大欲求に加え、
休憩したい、楽したい、といった体を回復させる為の欲求がありそう。
→欲のマネジメントや、効率的な欲の満たし方の開発で対応。
快感を覚えたい。
美味しいご飯、綺麗な風景、ジェットコースター(好き嫌いがあるが)など。
→個人目線では、それぞれ何故快感を感じるかもっと調べ、同様の快感要素を持つモノを列挙できれば、人生が楽しくなりそう。
企業目線では、その快感要素をより深めたり低コストで提供する事で、より良いサービスを提供できそう。
◎最後に
一旦以上です。
(結局、マズローの欲求5段階説に基づいて整理した方が分かりやすかったか…?)
議論に参加する