コンビニの24時間経営が問題になっています。
問題の背景は、ブラック企業並の労働環境です。
労働者不足によってオーナーの負担が高まる事や、
24時間経営することの責務によって、親族の急病などでも簡単には店を閉められない環境にあると言えます。
この問題は、
24時間経営が問題になっているコンビニのあるべき姿を考えた後、
その実現方法を考える事でやっと解決します。
それを実現する為の解決策を議論したいです。また、何か他の問題があれば教えてください。
24時間営業の弊害・生じうる問題点。
■コンビニ経営者は過重労働に陥りやすい。
人を雇えなければ当然コンビニ経営者が働くしかありません。
問題は特に深夜。深夜の時間帯は生産性が悪いです。
売り上げが少ないのに、高賃金で人を雇う必要があり、利益が少なくなってしまいます。
この問題を防ぐ為(赤字になるのを防ぐ為)、昼間の労働に加え、深夜時間帯でも労働を惜しまないコンビニ経営者もいるようです。
■身内の事故などの急事態でも簡単には休めない。
あくまでコンビニの運営会社との契約で仕事をしている為、簡単には休めないという心理が働きます。
人手不足の日は、身内の急病などでも簡単には店を閉めれません。
労働者がいない、深夜の時間帯でコンビニ経営者がいないなら、誰が代わりに仕事をするのか、という話です。
24時間労働を辞めれない(と考えれられる)理由
【コンビニ本体の運営会社の視点】
■自分たちの利益の為。
この考え自体はビジネスなので至極当然ですが、一応。
店舗の利益の数割がリース料として入る仕組みなので、
自分たちの利益で考えると、働いてもらっただけ利益が出る為、限界まで働いてほしい筈。
⇦ 一方で、これは過酷な労働環境を理由に、コンビニ店舗の経営者数が減退しない事を前提にした理論である事に注意。
■契約上の理由
そもそも24時間営業を前提として店舗経営者と契約。
■ブランド毀損によるグループ全体の売り上げ減少
その店舗の信頼だけでなく、そのコンビニ自体の信頼がなくなり、
他の店舗にも売り上げに影響が出る可能性。
■配送をどうするか?
コンビニの運営会社は、配送を効率化する為に、一度の配送で複数店舗を回っています。
「一部の店だけ、他の時間帯に」という事ではコストがかかります。
【コンビニの経営者の視点(?)】
コンビニ本体の運営会社の建前的な理由も含まれていると思うが、一応こちらに列挙。
■客離れが起こる可能性。
必要な時に空いていないという、
そのコンビニの信用が弱くなり客が離れる可能性。
■早朝の品出しに間に合わない可能性
深夜の品出しができなくなり、早朝に十分な品揃えを担保出来なくなる可能性。
また、品薄店として、その店の信頼を損ね、客離れが起こる可能性もあります。
最後に、
これまでは半ばコンビニの経営者よりの視点で考えましたが、
経営者ではない私たちからするとコンビニの24時間営業はメリットも付け加えておきます。
■早朝時間帯に商品が充実している。
■深夜の買い物が可能。
夜食や電池などの買い出しが可能。
翌日(の朝)に備えた深夜の急な買い物が可能。
ちなみに僕としては、24時間の体制を維持して欲しいです。
正直、コンビニ様様です。運営会社(様)含めて。
なので、
この議論で、皆んながハッピーになる方法が見つかればと思います。
意見、アイデアがある方はぜひ。
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