介護人材不足を食い止める為に考えるべき事は?切り口は?

介護人材は、2025年度には、245万人必要とされ(※1)、年に6万人ほど介護人材が増える必要があるが、試算では、2025年では、37.7万人不足する(※2)といいます。

※1:厚労省「第7期介護保険事業計画に基づく介護人材の必要数について」
※2:厚生省「2025 年に向けた介護人材にかかる需給推計(確定値)について 」

これを防ぐ為には、どんな切り口で考えれば良いでしょう?

とりあえず、需要面と供給面での切り口で分けてみました。
1.需要面での対策:介護施設に必要な労働者数を減らす方法。
2.供給面での対策:介護施設で働く人数を増やす方法。
3.その他

【需要面での対策】

これは、人がやる必要がない事は、機械やITに任せて、
人の作業を徹底的に効率化するという対策です。

任せられるなら、機械やITに任せる。

例えば、事務作業をIT化したり、高齢者の熱の検知にはセンサーを用いたり、といった対策です。
具体的な議論:介護の場で、機械やITに任せられる作業には何がある?

人の作業を効率化する。

例えば、人の動きや物の置き場所のルールを徹底させて、人探しや物探しの無駄を省いたり、介護事業所間での労働者の移動を活発化して、労働者の空き時間を削減するといった対策です。
具体的な議論:【介護人材不足問題】介護の場で、人の作業を効率化できる事には何がある?

他の切り口として、、、

どこで、何の作業で、介護人材を必要としているのかを考え、対案を考える。

この切り口によって、無駄な作業やより良いやり方が思いつくかもしれません。
例えば、「高齢者の送迎」で、採算を圧迫している事が発覚すれば、そのサービスをなくしたり、他の介護施設の送迎も担って収益を改善したり、といった事が考えられるようになります。
具体的な議論:介護人材を無駄遣いしている業務は?見落としがちなポイントは?

【供給面での対策】

これは、介護労働者数を増やし介護労働者が介護の場で働く事を辞めないような環境を作る、という対策です。

介護学校を卒業した介護労働者を増やす。

これは、高校卒業前の若者に、介護学校に入学してもらうには何が必要なのか考える、という対策です。

基本的には、若者が、就職先として認識し、ポジティブなイメージを持つには、どうすれば良いのか。または、その為に、介護業界はどんな状態であるべきかを考える事になります。

介護学校を卒業していない介護労働者を増やす。

これは、高校卒業後、介護学校に入学していなかったが、大学入学後や社会人になった後に、
介護に興味を持った人材に対してのアプローチを考えるという対策です。

ハローワークや口コミなどにより、介護業界に転職する人数は年間で23.7~24.6万人(H23)に及ぶそうです。(参考:厚労省「介護人材の確保関係」)

一方で、これだけ多いのに、年間6万人の介護人材を確保できないって事は、人材採用よりも、離職者を減らす方法を考える方が良いかもしれません。

介護職の定着率を高める。

年間で介護職を辞める人数は24万人(H23)に及ぶそうです。(参考:厚労省「介護人材の確保関係」)

年間で必要な人数は6万人ほどなので、1/4に抑えれば、介護人材不足は解決しそうです。

【その他】

介護人材の需給の地域格差をならす。

これは、介護が必要な高齢者の居住地移動を促したり、介護人材を特に足りない地域に移動させたり、といった対策です。

とりあえず、介護人材不足を食い止める為の切り口はこんな感じかなと。
細かい対策は別記事で議論したいです。

雑学を知ってびっくりしている表情

他の切り口があれば追加お願いします。

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