子供のイジメの実態を知った親や友人に出来ることには何があるだろうか?
貢献の仕方には、以下3種類ありそう。
2. 再発を防止する事
3. イジメられた子供のケア(心理的な側面や周囲との関係改善)
イジメを止める事
まず、誰がいじめっ子と掛け合うべきか考える。
この場合、いじめられている子の親、先生、学校、いじめっ子の親、が有用そう。
いじめられている子の気持ちを配慮しながらも、
自分で無理なら、まず伝えるべき。
ちなみに、担任だけではなく、他の担任の先生にもイジメの実態を共有する事で、イジメ行為の現場を発見し、指導できた事例もある。→いじめ対策に係る事例集 (平成30年9月)P22
次に、いじめっ子をどうやって止めるのか考える。
いじめっ子が止まる要因には、
①そのイジメに価値がない事を理解する ②イジメが良くない事だと理解する ③怒られるのが嫌だと感じる、の3つが考えられそう。
①で説得するなら、予め子供からイジメられている理由を聞き反論を練る。
②で説得するなら、いじめによって「どんな苦痛が受けているのか、影響があるのか」を認識させ(※)、「同じ立場になってみたらどうか」を考えさせる。
※「伝える」と「認識させる」の意味は異なります。
最後に③だが、暴力はいけないが、何だかんだ感情面での解決は必要だと思う。
熱心に聞かせる為のきっかけにもなるので。
いずれにせよ、
①②③の要素をセットにして子供に伝えるのが最適だし、それが出来る人に伝えるべきかと。
✔︎「イジメられた子供のケア」と被るが、イジメられている子の安全の確保も忘れずに。
再発を防止する事
他の事例がないか、又、今後再発しないかを疑い、
今回のいじめが起こった理由や野放しにされた理由を突き止め、再発防止策を講じる(させる)。
例:誰もいじめだと気づかなかった事が原因。
→①定期的な匿名アンケートを導入(させる)。
②個人面談の導入(させる)。口封じを防ぐ為、抜き打ちの方が良さそう。
イジメられた子供のケア
いじめ = 欠点とは限らないが、いじめにより人間否定されたように感じる子供もいる筈。
気持ちを推し量り、反論の気持ちを代弁したりして、心理面でコーチングする必要があるかも。
親や先生を頼ることによる、人間関係面での不安もある筈なので、
友人であれば、話しかけたり、一緒に遊ぶだけでも救われる筈。
あとは、いじめが解消したと思われても、念の為、見守りは継続することかなと。
追記
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